■金曜日から福島県は郡山にあるイノカフェに招かれ、「〜 不登校児童や生徒の学校外の居場所〜「フリースクール」について学ぶ」というタイトルでお話しをしてきた。
■午前中は保護者の方々が多く、不登校気味の子供にどう接したらよいかという質問を皮切りに皆で色々と話した。「こんなに思っていたことが出せたのはなかった」という言葉が印象的だった。全国のフリースクールと付き合ってそれぞれの地域の話を聞いていて、東北は不登校に対する周囲のあたりが強い印象があり、なかなか話すことができないようだと漠然と思っていたのだが、どうも当たりのようだ。教育かくあるべし、という規範意識が妙に強いようだ。
■また、地域の小中高を巡る進学状況も不登校に色々な影響を及ぼしているようだ。私立・公立の差や歴史的な学校順位など、子供の育ちを制限するものは学校外にあることも多いという印象。
■夜は、若者自立支援をしている人たちがメインで、フリースクールの歴史や不登校の統計などについて話した。漂着教室の紹介をしたところ、こういう場が欲しい・行ってみたいという声があがったのはうれしい限り。これは午前の話でも保護者からあった。そうした場をどう作るかの実践的な話をしてみるのはいいかもしれない。また呼ばれないかな。（水曜）
