漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

人と離れるということ

■ボランティアスタッフの関井です。

■先日、人と離れるということを実質初めて経験しました。20年間札幌に住み続けていると、進学などで本州に出て行く人たちも夏休みやお正月には帰省で札幌に帰ってくるため、なんやかんやで離れた人とも会うことができます。出会いと別れの春、とかなんとか言いますがわたしにとっては出会いでしかなく、別れってゆーても永遠に会えんわけちゃいますやんどうせまた会いますやんはいはいそっちでも元気でね風邪ひかんようにね〜〜〜のテンションで今までの人生はお送りしていました。

■ところが、大学で知り合った人たちに関してはいよいよこれが通用しなくなることに気がつきました。大学を出たら、帰省で帰る先はここではないのです。これからの人生のどの過程でも、きっといる地点が交わることはないだろう、というような別れを大学二年の終わりにて初めて経験し、なんとも感慨深い思いで寂しさよりもこれが上回りました。きっとこれから、今まで味わなかった分の別れをたくさん経験して行くんだろうなぁ、とベタベタなことを思いながら、地球の広さを感じるのでした。はぁ。そろそろ大学休んで、世界一周がしたいなぁ。