漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ギャップイヤー

■ボランティアスタッフの関井です。

■前回日誌に書くことがなくてお休みさせていただいたのですが、今週になっても問題がすんなり解決するわけではなく、やはり書くことがありません。毎日記録するような何かがあるわけでもなく、最近新しく始めたことといえば究極の節制だけです。これも記録するような風変わりなことではなく、水筒に水を家から入れて持っていくとかもう文字数使うのも申し訳なくなるようなありがちな話で(以下略)

■そんなこんなで、大学二年生が幕を閉じかけています。来週からは約2ヶ月に及ぶ春休みです。(大学生それでいいのか。)この一年で学問成果としては、世代的再生産による逃れられない子どもの貧困と、都市と地方の教育的地域格差についてよく学ぶことができました。(むしろそれしかやってない)

■そして、最近はフリースクールから転じてなぜかギャップイヤーというものについて興味を持ち始めました。ここでコピーアンドペーストです。ギャップイヤーとは、高等学校卒業から大学への入学、あるいは大学卒業から大学院への進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定して、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。以上、Wikipediaでした。最近では、大学在学中に目的を持って休学する場合なども指します。そこでふと、どうして大学は義務教育でもないのになんとしてでも4年で卒業しなければいけないみたいな意識があるのだろう? と疑問に思いました。浪人が珍しくもない時代に、1年や2年の差は人生にとって大きなリスクとして及ぼしていくことはあるのだろうか? と。ここで空白の一年をとっても、問題はないんじゃないだろうか? と。(ちなみに留年は学費がその分生じているので望ましいものではないと考えます。)もし空白の1年間を手に入れたら、何をするんだろう…。ローリスクで、なにかに挑戦することができる時代になり始めているということなのではないでしょうか。大学に在学しながら、無償で手に入る空白の時間があるとするならば、使ったほうが有効な気がするこの頃でした。というのも多浪とか経験してない身分だから言えることでもあるのですが。なので来年からはもう少し、ギャップイヤーに関して勉強していきたいなぁと思っているのでした。次回は書くことあるといいなぁ…。