漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

告知と、ストレスについて

■8月10日に行われる、北海道フリースクール等ネットワーク主催【第一回 不登校相談会】について、昨日の道新に掲載されました。嬉しい。
不登校相談会とは、各フリースクール職員や親の会、不登校の子を持つ保護者が、来談者の不登校等の相談にのり、不登校児童が何らかの支援機関とつながれるよう、情報提供を行う場。
日時:8月10日(日)13:30相談開始〜15:30相談終了
場所:かでる2・7 730研修室
   北海道札幌市中央区北2条西7丁目
費用:無料
主催:北海道フリースクール等ネットワーク
援:札幌市・市教委・道教委・各新聞社など
不登校相談会は、年内に3回予定している。2回目は9月27日、場所は、さっぽろ若者サポートステーション。どちらも気軽にご参加を。また、宣伝の方にもご協力ください。


■ここからストレスのお話。車を運転するようになって、まわりから「車って楽でしょ?どう?」と聞かれることが多くなった。そう言われて、考えてみる。確かに楽になったし、行動範囲も広がって楽しいんだけど。でも楽しいことばかりじゃなくて、車線変更の時だったり、青信号が黄色信号に変わる直前だったり、走り慣れていない道を走っているとすごくストレスがたまる。最近はそうでもないけど、前まで漂着教室の駐車場に駐車するだけですごく疲れていた。
■ストレスはもともと感じやすい方だと思う。例えば学生の頃、試験もそうだけど、学校の年に数回ある行事にもいちいちストレスを感じていた。また、修学旅行や卒業旅行みたく、楽しいはずの旅行でも少なからずストレスを感じていた。多分、今までの日常とは違うなんらかの変化(違い)の部分にストレスを感じていたんだと思う。
■このストレスは、私だけでなくて色々な人も感じていると思う。新しいバイトを始めるときに、上手くやっていけるか不安で考えて考えて、ストレスを感じている人いない?小学校の時、遠足や運動会などの行事にちょっとしたストレスを感じていた子いない?私は感じていた。いつもと違う日常がストレスだった。
■ストレスが全部悪いとは思わないんだけども。出来ることならストレスなんて感じない生活を送りたい。でもどうやって?まずストレスを感じるってどういうことなんだろうか。
■ちょっとだけ考えてみた結果、ストレスを感じやすい人と感じにくい人の差には、「どれだけストレスに対応できるか」があるのだと思う。『仕事がうまくいかない→あせらずやるか。』と思えることも、ストレスに対応しているという事だと思うし、『人間関係がごたごただ!→ま、なるようになるさ。』と思えると、ストレスは感じないと思う。つまり、ストレスを受けた時にそれに気づかない鈍感であるか、それに無頓着であることがストレスを感じやすい人と感じにくい人の差なんだと思う。「ストレスに気づかないフリをするか、無視すること」が出来るかどうかなのかな。
■だとすれば私に必要なのは「出来ないんだから仕方がない」と開き直ることだと思う。ということで、まずは自分の出来ない部分、弱点なんかを認めることから始めるようかと思う。そうすれば何か失敗をした時に「そうそう、私は出来ないんだから仕方ない」と思えて、ストレスも軽減できるかも。