漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

あっちへふらふらこっちへふらふら

■手を抜いてFacebookの投稿を転載。

■午前中からエルプラザへ。チュウヒ生息状況調査の報告会を聞いてきた。北海道希少生物調査会主催。チュウヒはヨシ原などの湿地に飛来する小型の猛禽類。猛禽好きなのです。

■湿原の生き物はそこだけで生きているわけではない。周りの草原も重要。しかし湿原は保護してもらえても、草原は注目されない。そんな話に、なんとなく相談や支援を重ねてしまった。注目トピックの周辺が大事なのはどこも同じなんだな。

■帰ろうと思ったらホールでコミュネット楽創がなにかイベントをしていたので寄ってみた。小樽のおもちゃ屋さんのキンダーリープがワークショップをしていて、それが猛烈に面白かった。同じ話をフリースクールネットのフォーラムでしてもらいたい。おもちゃやゲームを通したイベントはありだな。

■腹が減ったので、讃岐うどんの店「かがわ軒」へ。移転後初。釜たまにちく天と春菊の天ぷら。うまいぜ。

■次はアートスペース201で開かれている写真展へ。漂流教室のボランティアスタッフが作品を出しているのです。「対展 若手による二点一組の写真展」は2月18日(火)まで。

■そして本日のメインイベント、ここわらねっと主催「第五回貧困対策を考える学習会」に参加。反貧困ネット、北海道の労働と福祉を考える会、しんぐるまざーずふぉーらむ、カコタム、札幌学生ユニオンによるシンポジウム。知り合い多数。もちろん顔は忘れている。

■いろいろ一緒にやれることはあるな、と思った会でした。こっちの方向に手を伸ばしておくことは必要だね。結局は全部セーフティネットなんだよな。カコタムやまなとぴあに比べると、フリースクールはちょっと敷居の高いネットだが、その分、踏み込んだ活動を用意すればいいわけだよ。その差が層の厚さになるんだよな。

■最後はボードゲーム部のメンバーと漂着教室で麻雀。勝ったよ!

■シンポを聞いて思ったのは、漂流教室はすでに「いろいろ持ってる」団体になってたんだな、ということでした。繋がりとかノウハウとか、そういういろいろ。

■つかんだものは手放さないとね。持ち物は捨てよう。どんどんほかの人に渡そう。そんで、まだ足りないものを取りに行かねば。点棒はため込むけどなー。