漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

選挙のことが離れない

■午前、相談支援パートナーで中学校に行き子供と過ごす。終了後、これまでの振り返りをした。1月には研修があるけれど、他の学校の人たちともどのようにやっているかについて、いつもやり取りができる仕組みがあるといいと思う。多分、これは学びのサポーターも同じ。このままじゃ、個人の資質に頼るだけになってしまうよ。

■投票に行くこと、或いは選挙に出て議員になることだけが「政治」ではないということを、前回の選挙の時に書いた。今回も強くそう思う。議員や首長が、選挙で選ばれたのだから自分のやることはすべて民意の反映だ、などというのはおかしい。選挙だけが政治参加の方法だと勘違いさせて、そこに色々な利権や思惑を忍ばせてくる人たちは多い。選挙による代議員制は、自分たちがこの国を作るという国民主権を、効率よくやるためのシステムの一つに過ぎない。領土やら財政やらだけが政治じゃない。毎日生きていることそのものが政治的な意味を含んでいることに意識的にならないと、人任せになってしまうよ。自分たちの毎日を脅かすことになる、憲法の改正を狙っているところには投票しちゃあいけない。

■しかし、09年で書いた「自民の先鋭化」という予想は当たったな。でも、民主がだめだったからまた自民という人がこんなに多いというのは予想しなかったが。

■そうそう、昨日、雑誌「ソトコト」の取材を受けました。漂流教室メインの記事ではないですが、2月5日発売号に掲載される予定。