■「週刊ポスト」のフリースクール特集は多分山田が書くと思うのでパス。
■フリースクールを始めて10年。それなりに子供らと関係をつくってこれたのはなぜだろうと考えてみたのだが、あれだな。子供らに伝えたいことがないんだ、俺。だから、子供らが話したきゃ話したっきりにさせておける。(除・眠いときと飯を食ってるとき)
■全くないわけじゃないけれど、俺には大事だというだけで、急いで言うこともないことばかりだ。まあ、みんなどうにか生きていってくれればいいわけですよ、俺としては。それが楽しけりゃなおいい。
■その点、学校って大変だよな、と思ったのでした。伝えたいこと、伝えなきゃいけないこと、伝えるよう言われてることがたくさんある。教師の都合が勝ってしまうシーンが多いんじゃないかな。訊かれりゃ答える。分からなきゃ一緒に考える。後はほっとく。そんな程度の時間があってもいいよね、きっと。
■みんないろいろ頑張りすぎだが、想いは下げといた方が楽な場合もありますよ。
■市民活動プラザ星園に着いたら、スタッフだった某が自転車に乗って帰ろうとしていた。仕事が休みで、久しぶりに漂着教室に来てみたが、誰もいなかったとのこと。そうなんだと階段を上がり扉を開けると、あれ? 山田も利用者の子もいるじゃないか。ずっとここにいたよ、と口を揃えて言う。さて。某はどこへ迷い込んだのか。別の世界に行っちゃったんだな。
■星園は運営会議が相変わらず意味不明。想いを下げておいちゃダメな気がする、これは。