漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

面接の日

■市民活動プラザ星園の入居更新のため、面接を受けた。四人の審査委員の前で査問される様は、さながら入試のよう。今後は星園がより社会参加型の活動をしていくので協力できるかということも聞かれたが、入居させるかどうかの決定権を持った人にそう聞かれればどんな団体だって「はい」と答えるしかあるまい。この時ばかりは、大家ー店子の関係であることを再認識。アウ・クルが懐かしい。

■とはいえ、星園に入居して以来、訪問は減ったもののフリースペース利用者は増えているし、「市民活動プラザ星園」という名前も浸透してきて、認知度も高まっている。管理しているコミュニティワーク研究実践センターがやろうとしていることは、漂流教室の方向性とも一致しているところが多々あるから、運営やイベントに協力することは自分たちのためでもある。入居団体だから協力するのではないということをわかってもらいたい。

■午後、苫小牧でフリースクールを作りたいという人がやってきて、話をしていった。適応指導教室って、全然人数がいないのに不登校対応しているその自治体の代表機関みたいに語られるのはなぜだろうと、漂流教室を始めたころに思ったことをまた思った。そこはそこで頑張ってもらって、こちらはこちらで人数増やしてやっていけばいい。使ってもらったもの勝ちです。(水曜日)