■新しくできた「札幌市教育支援センター設置運営会議」の運営委員になって、今日、一回目の会議に出てきた。
■札幌市には現在、四つの相談指導学級がある。これらの管轄は教育委員会の生徒指導室で、基本的には学校制度に則った形で運営されている。これに対し、教育支援センターはちえりあにある教育センターの所管となり、「居場所」の性格が強いのだという。来年度一か所、再来年度に一か所の計二か所設置予定だ。
■不登校対策の新しい取り組みで、「他都市の参考となり得る」ものにしたいと、力が入っている。それでなぜ俺が呼ばれたんだろうと不思議だったが、行ってみて分かった。アウトリーチも視野に入れた施設なのだ。
■そんな、ちゃんとした訪問をする公的機関ができたら漂流教室の仕事が減っちゃう。なんてケチなことは言わない。肝心なところを伝えないで、下手な訪問をされた方が困る。せっかく設計から関われるのだから、いいものにしたいじゃないか。ということで、漂流教室を利用している/していた人たちにも、どんどん質問したいと思う。「どんな訪問を望むか」「どんな訪問を望まないか」。そのまま会議に持っていくよ。利用者から離れた設計してもしょうがないので。
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