漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

アタオコロイノナの神の下へ

■朝、ランニング。思いの外暖かだったので、油断してやや薄着にしたら、夜が寒かったよ。

■最近、「痩せたね」と話しかけられることが多いので、ダイエットのモチベーションが上がる。今日はとうとう75キロを切ったのでなおのこと。しかし、以前に73キロまでは達成しているので、まずはそこまで痩せる。

■夜、体調を崩していたスタッフが持ち直したので面談。大学生なのだが、病に対する大学の扱いに疑問を持つ。詳しくは書かないが、体調を崩した時に何でもかんでも体調管理の一言で片づけるのはおかしいと、ぼくは思う。こう書くと「世の中甘くない」みたいにいう人がいるけれど、それは全ての人がどんな状況でも対応できるなんていう、実現できっこない理想を夢見ているセリフだ。そういう人は、色々な人がいる現実を切り捨てて目を背け、そういう状況にも対応できるシステムを自分は作れないと公言しているわけだ。

■朝、目を覚ましたら北杜夫の訃報が。親の書棚を漁って読み出した本の中で、最初に面白いと思ったのが、どくとるマンボウシリーズと怪盗ジバコだった。まだ旭川にいた時だったはずだから、小学3年生くらいか。丁寧に語る大人の言葉は、子供に届くのだと思う。言葉の力を教えてくれたどくとるマンボウに合掌。(26日朝)