■札幌で中学2年生が自殺した。いじめの疑いが濃い。
■いじめへの対応が難しいのは、個人の「尊厳」に関わる問題だからだ。「命を失うくらいなら学校へ行かなくていい」という言葉は、至極もっともだが広まらない。なぜならそれは、子供の尊厳を傷つける言葉だから。決して学校至上主義だからだけではない。
■子供と尊厳について考えると、いつも「ケス」という映画を思い出す。一度日誌にも書いた。このときは「孤独」に焦点をあてたが、「尊厳」がいかに芽生えるか、周囲がそれをどう育てるか(またはどう潰してきたか)がはっきり描かれている。国語教師がとてもいい。いじめ対応のひとつのヒントになるはずだ。機会があればぜひ観て欲しい。そして悲しくも美しいラストシーンで泣けばいいのさ。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 1999/10/22
- メディア: VHS
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■8月最終日。8月は長かった。驚くほど長かった。忙しかったのもあるが、ちょっとバランスが崩れてたね。前半は妙にハイだったし、反動で後半はくたびれてた。どっちにしてもちょっとおかしかったな。少しずつ戻ってきたので、9月はバランスよくいけるでしょう。