漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

週末はバタバタ予定

■午前中に全館避難訓練。文化資料室の女性職員がかわいい人ばかりだった。アウ・クル移転反対!

■その後、全体会議、スタッフミーティング、フリースクールフェスの打ち合わせと会議三連発の予定だったが、山田が全体会議に出てくれたのでふたつで済んだ。

■スタッフミーティングではビールの差し入れもあり、終わった後も残って歓談。そうやってスタッフ同士仲良くなって下さい。絶対役立つときが来るから。

■明日が子ども・若者地域支援協議会のシンポジウムで登壇。明後日明々後日が全道のつどい。その合間をぬって、北翔大北方圏学術情報センター「ポルト」で開催される、アウトサイダー・アート展へ行ってくる。

NPOラポラポラでは、これまで多くのアウトサイダー・アートを発掘し、ギャラリーや美術館などでの発表に繋げてきました。中には、フランスのパリ市立美術館で展示された作品もあります。しかしながら、これは瞬間的なサポートにすぎません。作家の創作活動を理解して支えているのは、作家の身近にいる家族や福祉現場の職員の方々です。この協力なくしては展覧会の企画などは、ありえません。作家を支える環境を家庭や福祉現場で日々継続して整えていく事は非常に困難な事です。特に福祉施設では個人に対する特別な支援は周囲の理解も必要となります。しかし、多くの課題を抱えながらも、作家の表現を尊重して積極的に支えていこうとする姿勢は素晴らしく、私は常々敬服しています。しかし、こうした地道な活動はなかなか表面に出る機会が少ないために知られておらず、正当に評価されていないのが現状です。また同じような境遇の関係者との情報交換の場がないために、支援者は孤立してしまいがちです。

■上記リンク先から引用。「瞬間的サポート」「日々継続して整えていく事は非常に困難」「支援者は孤立」。いずこも同じ事情を抱えている。フリースクールフェスもこういうことなのかな。あまり意識してなかったけど。