■ネトゲはなぜ趣味と思われないのか、と訪問先で訊かれ、俺も最近同じことを考えていたので、しばらく話しこんだ。オンラインゲームばかりしている、お金も随分かかる、という保護者の愚痴をよく聞く。ゲームを「趣味」と捉えたらどうなんだろう、と思っていたのだ。そればっかりやってるのが「趣味」というものだし、のめりこめば金だってかかる。同じじゃないのか、と。
■話し合った結果、歴史がまだ浅い、コレクションや記録になるような実体が薄い、愉しみ方の幅が狭い、あたりが理由じゃないかということで一旦落ち着いた。特に愉しみ方はポイントかな。趣味は高じるとどんどん個人に特化していく。虫ならオサムシだけを追っかけるとか、ギターのロゴに詳しくなるとか、建物の排気口の写真ばかり撮るとか狭く深くなっていく。オンラインゲームはその辺がない。システムの中でしか楽しめなくて、自分向けにカスタマイズできない。
■オンラインゲーム道楽って想像できないもんな。一定の範囲でしか遊べない。一応、「まだ」と保留しておく。
■いま欲しいギターがあるんだよな。だんだん楽器道楽な感じになってきたぞ。そうならないように練習だ。サザンの「メロディ」はギター買って初めて挑戦した曲。
■雨が降って一息ついた。暑いのも阪神の勝利も一休み。いや、暑いのはもう終わっていい。終われ。
