漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

俺かぶとむし

■買い出しに行ってキャベツを見たら、球は小さいのに200円。気候のせいで、うまく丸まらないのだとか。しかし、昼に葉を三枚刻んだら、四人で食べるには充分だった。少ない食材は細かくするに限るな。その昼ご飯は、親子丼。大変上手に出来て大満足だった。

■昼過ぎにやってきた子が漢字検定を受けるというので、練習に付き合う。部首がわからないと言っていたがじっくり話してみると、ちゃんとわかっている。どうも、勉強しようという時、ぱっと答えることのできないものは「わからない」ということになるらしい。こういう人は結構学校にいるだろう。学校のスピードに着いていけないという人だ。意識的に、授業の間だけそう言っているのさ、とやれればいいが、小さい頃からその連続だと自分がどれだけ理解しているかわからなくなるだろう。しかし、一斉授業では個人のスピードに合わせることは難しい。この授業スタイルが持つ構造的欠陥をどう補完するか、補完できなかった生徒にどう対応するか。教師の考える課題は多いのだな。

■土曜日のライブで買ったTシャツはXL。帰りに山田・相馬で作った歌。
「XLのシャツでも出てしまうお腹〜 なのにラーメンを食べようかと考えてしまう そんな私はかぶとむし」
aikoさんに歌ってもらおうと思います。