■日曜の共和町や月曜のLINEを使った学習支援で、英語ができないという中学生を見ていた時に感じたこと。彼らは学校の授業についていくために必死になって、思いもよらぬ方法で英語を学習している。特に発音でそれが顕著だ。アルファベットは組み合わせ方で大体発音がわかるようにできているが、それがわからない状態のまま授業では単語を覚えるよう指導される。すると単語の綴りを一つの図形として意味と繋げて覚え、読み方は漢字の音訓のように覚える。すると、例えばlateという綴りを見て、lとtからletterという語と意味を思い浮かべるが、発音はわからないのでそれが正しいかどうかわからないまま、訳をしようとする。
■そして、単語を記憶する時に発音を手掛かりにしづらいので、単語は漢字のように何度も書いて綴りを覚えようとする。綴られているアルファベットを手掛かりにして発音と組み合わせて記憶する方が効率いいはずだが、視覚記憶のみで覚えることになるので中々覚えられない。このあたり、もう少し学校の授業で気を付けられないものかな、と思った。(水曜日)