漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

惜しいですな

■昼の訪問が久しぶりにあり、スポーツ館へ行く。道すがら、最近の話しをする。合唱コンクールのこと、部活のこと、インフルエンザのことなどなど。学校には基本的には部活のみ参加している彼だが、学校は部活に来るならきちんと授業にも出ろという姿勢を崩さない。一見正論だが、発達の仕方が違う彼にとっては暴論になってしまうことをわかっているだろうか。彼は最近地域のテニススクールに通おうとしたが、そこでも「うちは学業と両立するのが基本です」ということで、学校に行っていないことを理由に一度は断られている。そこは親とぼくで話し合って、親から主催者にきちんと説明することで行けるようになった。学校でも地域でも、そこかしこに見られるこの息苦しさというか、了見の狭さは何だろうか。そして、ぼくらのやっていることはそこに少しでも風を吹き込んでいるか。

■その後の訪問はいつもどおり。けらけら笑いながら遊んでいたり、昨年書いていたという日記を見て「こんなことあったな」と振り返ったり。夜、鍋を食しつつ、日本シリーズ。惜しい。1日は両親と応援なので日ハムは勝つように。(1日午前)