漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

NPO=南幌温泉

■ん。こっちの日誌に「まじくるフェスタ」の報告まだ書いてないんじゃないか。

■山田が懸命にお菓子の家を建設してる横で俺は、キノコとか変な生き物とか、どうでもいいものをつくってお気楽に過してたのでした。そのうち作業を終えた子供らも加わったりして、うーん、こういうのも楽しいなあ。たくさん菓子を用意して、好きなものつくるだけでもいいよな。失敗したら食っちゃえばいいんだし。

■接着に使った液体の名前が思い出せん。アイ…アイス…。何かこう、冷たい名前。作り方も忘れた。レモン果汁を入れる。確か。

■午前中、「コミュニティ・ジョブNPO事例研修会」で講師として話す。漂流教室の活動説明と、求める人材について。それだけじゃ面白くないので、山田にも手伝ってもらい、NPO活動を始める上で考えた方がいいことをチェックシートを使って確認した。話したことは、「理念形成に時間をかける」「他機関とのつながりをつくっておく」「複数で始める」といったことで、ここにも時折り書いている。それから、自分の「思い」と他人の「思い」をきちんと分けよう、という話。これもよくここに書いてるな。フリースクールの現状についても少し話した。どこも後継者問題を抱えている。このままだと一代限りで潰れるところがどんどん出てくるだろう。どうしたものか。

■次世代を抱える余裕がないのなら、せめて「のれん分け」のような仕組はできないか、と最近考えている。これなら元が倒れても種は残る。もっとも、訪問なら比較的分けやすいが、オルタナティブスクールを目指すところはきついだろう。人員と設備が要るからだ。うーん。

■コンビニの上には必ずコミュニティスペースがある、みたいにしたいのですが。それくらい数があるといいな。

■しかし、早口だな俺。こうやって講師を務めると分かる。もっとゆっくりはっきり喋ろう。「NPOあいうえお作文」*1がいまいち盛り上がらなかったのも悔やまれる。もっと場を暖める技術を磨かねば。

*1:N、P、Oを頭文字にした言葉を考える。日本語でも英語でもちゃんぽんでも可。例:North Pacific Ocean、何だかピンと来ないお仕事、など