漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

カレー始まらず

■今日が仕事始め。朝、車に乗りラジオを点けた途端、エレカシの「俺たちの明日」がかかっった。仕事始めにこれはやる気が出るね。問題は、聴いてると浩次の真似をしそうになること。運転中にそれは危ない。Youtubeの動画埋め込みが出来なかった。思わず真似したくなるPVはこちらからどうぞ。

■ちなみに帰りは怒髪天だった。いい日だな今日は。

■唯一残念だったのは、昼飯にカレーを食おうとしたら店が開いてなかったこと。カレー始めは明日以降に持ち越し。

■理想や問題意識は時として活動の邪魔になるな、と思うことがある。「何をしたいか」「何をすべきか」だけでなく「何が出来るか」という視点もあって、これを欠くとフワフワした実態のないものになる。どれだけ背伸びして高い視座を持ったって、自分のやれることからやるしかないのだから。もっとも、「何が出来るか」だけ重視しててもダメで、自分のやれることだけやってると人は平気で自分の“楽さ”を他人に押しつける。「マイペース」や「ゆっくりと」は他人の要請を聞かず自分が楽に仕事をするための方便でしかなかったりする。背伸びするヤツはダメだけど背伸びしないヤツもダメですよ。せずにしろ。

■やりたいこと/やるべきこと/やれることのバランスを取るのは、ひとりじゃ無理なんじゃないかと俺は思っている。「せずにしろ」の矛盾は複数なら解ける。市民活動促進センターで作業をしてると、いろんな団体の話が耳に入る。大変そうなところは大抵ひとりで、ひとりでやる気になってひとりで頑張ってひとりで困っている。市民活動だから支援職も多い。支援する人が孤立してるんじゃ、される方もイヤだろう。だって相手には未来を見たいじゃん。「今を共有する」というのは「未来を想像する余地は委ねる」ということじゃないのかと俺は思うんだ。

■という話もしたいので、明後日のスタッフミーティングに来てね。