漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

やり方の違い

■なぜそんなやり方で作業するのかとCMネットの高橋さんに詰られた。効率が悪い。見ていてイライラする、だって。ひどい。

■例えば4枚一組の書類を20人分つくるのに、俺は20人分を広げ一枚一枚重ねて置いていく。そうではなく、4つの山から一枚づつ取って20セットつくればいい、というのが高橋案。

(↑)相馬方式。全部広げてお店的。

(↑)高橋方式。組み立てやすくて工場的。

■それは高橋さんが正しいですよ。間違いなくその方が早い。でも効率だけ目指してればいいのか。20人分を広げることで、書類を渡す一人ひとりの顔を思い浮かべながらつくってるわけですよ。うろ覚えだけど。

■やっぱりね。心をね。こめてね。と、言い繕ってみた。ごめん。ウソだ。

■なぜそんなやり方をするかな、と思うことは俺もあって、今日も訪問先で思った。どうして途中の計算式を書かないかなー。その方が絶対早いし楽だよ。もうひとつ、「自分で決める」ことへの気負い。一見関係ないけど、途中式抜きの解答にどこか通ずる気もする。こっちはそのうちもう少し詳しく書く。