■この冬初めて転んだ。しかも、二回連続だ。若干手首が痛い。
■日曜日に子供とつどーむのトレーニングルームで運動をした。6キロのランニングと筋トレ。ダイエットに少しは効果があっただろうか。
■訪問先でした話し。学校が色々なことを抱えすぎているというのは常々思っていることだけれども、特に「人間関係の構築」というやつは、学校が抱えるべき問題ではないと思うのだ。例えば、写真を好きな子が、今日は朝の「けあらし」を撮影に行くから学校は昼から行きますと言って、現場で色々な人と会えるなら、それを認めるだけで人間関係の構築になるだろう。はたまた、ポケモンの大会に行くから学校休みにしますと言ってそれを認めるなら、そこで子供はたくさんの人々と会うだろう。子供がやりたいことの中に、今学校が教えようとしていることの何かが入ってはいないか、それを考え、子供にまかせれば思いの外子供は育っていく。
■しかし、現実の教師は本当に大変そうだ。そして、最近の「キーチ!」じゃないけれど、上からの改革は本当にうまくいかない。教育大の教授からこんなメールが来た。
教職大学院は、文科省の強い肝いりで始まった教員版専門職大学院なのですが、折悪しく先輩格の法科大学院の動静が芳しくなく、一緒に批判にさらされています。そのため、文科省から、定員確保について再三号令がかかっています。そんな状況で、2月、3月に追加募集を行うのですが、正直あまり見通しを持てないでいます。
そんなことで、担当教員がそれぞれ当たれるところを当たらなければ、ということでこのメイルをお送りしています。当然、これまで当たるべきところは当たってきているわけで、「え、なんで私に?」と思われるだろう方にも送らせていただきます。
養護教諭の方とか、教職についていない方にもお送りしているのですが、ご自身に直接応募を考えてもらおうというより、「教職大学院の案内が来ていたけど、そんなの知ってる?」と周辺の現職の先生に声をかけてもらえたら、と期待してのことです。
「教師のレベルアップが必要だ」なんて言う世論を実現しようとした政策に実のところブレーキがかかってしまうのは、政策ではカバーすることのできない現場の事情が絡んでいる。教師ですらこうならば、マイノリティである人々の教育を考えるときにかかるブレーキはいかほどであるか。それを考えるとき、公的支援の達成後に対して我々フリースクールに関わる人々がどれほどの見通しを持っているか。まだまだ時間をかけて考えなくてはならないな。