■文科省が3/26に「#教師のバトン」プロジェクトというのを始めた。
令和の日本型学校教育を実現していくため、時代の変化に応じた質の高い教師を確保するためには、より一層の働き方改革の推進や処遇の在り方の検討を進めることに加え、教職を目指す学生や社会人の方に、現職の教師が前向きに取り組んでいる姿を知ってもらうことが重要です
ということで、Twitterで教育実践や働き方改革の事例、ベテランから若い教師への応援のようなツイートを集めようとしたわけです。ところが、文科省の意図から離れ、現場の教師が如何に辛いかの怨嗟の声に溢れて大炎上となった。
■思うに、これは文科省の炎上商法なのではないか。文科省内で学校改革を行おうとしている勢力が、省内の抵抗勢力を削ぐために、Twitterを利用して如何に教員が改革を求めているかを可視化したのではないか。というのも、29日に出たプロジェクト公式note
ご意見・ご指摘 ありがとうございます|#教師のバトン プロジェクト 【文部科学省】
には
ご意見の中では、
- 長時間労働の改善
- 部活動の負担、顧問制度の廃止
- 給特法の改正
- 教職員定数の改善
- 免許更新制度の廃止
等をはじめとして、様々なご指摘いただきました。
投稿を拝見し、教員の皆さんの置かれている厳しい状況を再認識するとともに、改革を加速化させていく必要性を強く実感しています。
とあるからだ。これを元に改善の動きが加速するのは良いことではある。けれど、もしこれが本当に炎上商法だとしたら、個人が意見を持ち寄り政治を動かすということがまるっと無視されているということではないか。どんなに声を挙げても権力を持っている人が取り上げるかどうかを待つしか手が無いシステムを変えるにはどうしたらよいか。(火曜日)