■「漂着教室」に来てる子と、そのお母さんの会話。
子:相馬さんって分かる?
母:ああ、あのよく寝てる人でしょ
という遣り取りがあったそうですよ。いや、確かに俺はよく寝てるけどね。まさか夕餉の団欒で語られるくらい有名だったとは知らなかったよ。
■その「漂着教室」には、昨日も今日も子供が6人。これだけ多いと寝る場所もない。やはり引越しを決めたのは正解だったな。来る子が多いと疲労も多くて、みんな帰った後、訪問までのわずかな時間に仮眠をとった。俺でもこうなんだから、ぐったりした子供もいたかもね。
■訪問先では、通信が人気という話を聞く。家族みんなで読んでくれてるそうだ。漂流男の連載一コマも次の展開を楽しみにしてるとのこと。あんなの誰も読んでないに違いない、俺の自己満足だけで300回続けてるのさ、と自嘲してたのが急にやる気が出てきたよ。でも、次号をどうするかまだ考えてない。