漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

支援会議に出るなら

雪像鉄骨

大通公園を通ったら雪像用の足場が組んであった。もう雪まつりの準備か。

■市民活動促進センターで今年最後の通信を作り、昼から訪問3件、のはずが2件は急遽休みに。クリスマス・イブだしね、休日だしね、そりゃそうだよね。

■12/21の日誌より、

帰り際に市教委の方と交わした挨拶でも結局のところ、上述したような姿勢がほの見えた。曰く「漂流教室で支援会議をどんどんやっていってください」とのこと。校内に不登校対策チームを作り、外部とつながることも文部科学省では求めているが、現状できている例は数少ないとぼくは見ている。

■支援会議では、学校の果たす役割は実はほとんどない。そりゃそうだ。相手は学校に来てないんだから。だから、文科相なり教育委員会なりが支援会議を通じて外部団体との協力を図るのなら、「学校に来ない」ことを前提とした支援策を立てねばならない。学校復帰が目的のままじゃ、いくら校外の支援会議に出たって、一応顔だけは出しました、というアリバイ作りにしかならない。そんなの出席する教師だってイヤだと思うのだ。

■教師が子供と関われるよう環境を整えることは教育行政の仕事のはずだ。阻害要因がどこにあるのか見直すために、市教委の担当者こそ支援会議に出るといいと思うよ。