漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

三寒四温ハード

■昨日から変に暖かい。昨日は7℃だか8℃だかまで気温が上がったとかで、春のようだ。道路の雪がとけて大きな水たまりができている。それで明日明後日が最高気温マイナス4℃だなんて、乱暴すぎないか。もっと緩やかな三寒四温をお願いします。

■教育学の本を複数冊同時並行で読んでいる。フリースクールに関するヒントが見えそうな、見えなさそうな。はっきりしているのは、フリースクールはそもそも学校教育から出ているということで、フリースクールの活動によく出てくる「ありのままを認める」とか「ひとりひとりに寄り添う」、「子供の声を聴く」「子供を中心に」「子供が主人公」「子供の居場所」などは、学校教育のなかで散々語られていることだったりする。というより、そのような実践とカリキュラム中心の実践との二軸で教育は回っている。「教」と「育」の二軸でもいい。別に新しいことをしてるわけじゃないのだ。単に、公教育の外にいるというだけだ。

■で、その「外」というのが案外大事で、結局、教育の二軸はそのまま社会にある二軸だったりする。いや反対か。社会にある二軸が学校教育に反映されていると言うべきか。なので、もし学校の管理が強まっているとすれば、それは、外にあるもう一方の軸が弱いからとも考えられる。社会は学校に先立つ

■そして、俺の興味はいかに「外」を充実させていくかへ進むので、ますます制度に乗らない方向へ向かってしまう。こういう(↓)記事を読めば気になるけどさ。
「昼夜を問わず、家庭ごと支援」 県教委とNPOのタッグで全公立小・中・高校に訪問支援員を派遣・佐賀

■最近やたらと甘いものが食べたい。疲れているのかな。日誌の遅れがずいぶん多いので、「しばらくお待ちください」画像を貼ることにした。