漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

アンゲーム

■漂着教室にて子供と一緒に大掃除。今日一日で終わらせようと思ったが、畳と本棚を動かしてその下を掃除し、窓を拭いて部屋中雑巾がけ、カーペットにコロコロをかけて、入り口周りと下駄箱を掃除して今日は終了。明日は本やら楽器やらの整理をしようか。

■というばたばたした中でも今日は漂着に来てくれた人が多かった。そして、来客も。そして、クリスマスプレゼントということではないが、新たなボードゲームもやってきた。「アンゲーム」という名のこのゲームは、人生ゲームのようにコマを進め、止まったマスによってはカードを引いて、そこに書いてある質問に答えるというもの。ミソはこの質問で、「あなたが億万長者だとしたらどんな休日を過ごしますか」とか「小さい頃に恥ずかしかった思い出を語ってください」という感じのもの。つまり、その人の人となりが何となくわかったり、場合によっては傷をえぐられたりするような、ちょっと盛り上がっちゃいそうなものだ。で、さらなるミソは、その話をしている間は周りの人は突っ込まずに黙って聞いていること。もし、コメントや質問をしたい場合は、それ専用のマスに止まったときにすることになっている。まあ、これが難しくて、今日試しに漂着で相馬氏や子供がやっているのを見ていると、突っ込みを入れまくっていた。このゲームについての詳しくはここを参照のこと。

■夕方、スタッフが訪問先の事について相談に来てくれた。積極的に考えてくれているのがとても有り難く、そして自分たちも何度も経験している悩みなのでそれを分かち合えるのはいい。年明けの訪問はどうなるだろうか。期待と不安を持ちつつ、それでも若干期待しつつ彼は会うのだろうか。また、話すべぇ。