漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

雪虫に先んじて

雪虫はまだ見てないが、明日の夜には雪らしい。早いな、また。

■訪問先で地理の教科書を読んで強烈な眠気に襲われた。どうも焦点がしぼれてない。読んでてつまらない。一方、資料集は地歴公民、美術に至るまでいろんな統計や資料があって、やたらに面白いのだった。ボリュームがありすぎて、授業で使えるかどうか心配になるくらいだ。覚えなくちゃという圧迫をなくして一定の距離を置いて見れば、結構楽しめると思うし、考えるよすがにもなると思う。これから子供には先ず資料集一読を勧めようかな。

■この間、NPO運営の雑誌を読んでいて、これだ、これをやろう、これが必要だと決意したことがあったのだが、それが何だったかすっかり忘れた。まあ、またその雑誌を読めばいいのさ。本を見れば書いてあることを覚える必要はない、と宣ったのは大学のロシア語の教授。それから日々実践して今に至る。