漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

眠りの城

■今日の「漂着教室」には何かが巣食っていたようだ。山田、相馬、ボランティアスタッフの太田さんと、来る人来る人、睡魔に襲われみな撃沈。バタバタと人が倒れていく。山田に至っては、部屋を閉める時間の20時まで寝てしまったそうな。なぜか、来室の子供だけは平気で、倒れ臥すスタッフの横で、数学の問題集を解いたり本を読んだりして平和に過していた。

■訪問先では、中学生の子が、パソコンのハードディスクが壊れたといって、他のものに交換していた。自作パソコンくらいはお茶の子らしい。この子に限らず、特技を他の子に教える機会があったらどうかな、とふと思う。

■朝から気温低く湿度は高く、空は雲が垂れ込めて、雨が降りそうだ降りそうだと思っていたら、夜になって降り出した。音のしない静かな雨が、しかし止むことなく降り続けている。音を聞いてるうち眠くなってきた。