漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

「慣れない」でいること

宴の後

■ビールの空き缶で溢れる「アウ・クル」のゴミ箱。断っておくが、昨日「豊水西創成文化まちづくり倶楽部」の芝居の打ち上げがあったからで、決して「漂流教室」単独でいっぱいにしたわけではない。もっとも10リットル分のビールサーバーと焼酎3升がなかったら分からなかった。

■「漂流教室」の活動で最も重要なのは「継続」だと今まで折に触れ言ってきたが、もうひとつ大事なものがある。関係に「慣れない」でいること。慣れると甘えが出る。甘えが出ればぞんざいになる。見ていながら見逃すものが出てくる。それは良くない。継続しつつ、つまり「いつも通り」を維持しつつ、かつ「慣れない」。この加減が難しい。

■先日の5周年記念イベントは、敢えてこれまで築いた関係に甘えさせてもらった。招いた側でありながらさっさと酔っ払って、すっかり参加者任せの会になっていた。あれは特別中の特別。また今日からはいつものやり方に戻る。それが本来で本分だ。でも本当に楽しかった。どうもありがとうございます。

■午前中に通信作成。訪問は2件。帰りに事務所へ寄り、後片付けと事務連絡を済ます。