漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

他愛ないのがいい

テルテル坊主

■訪問先の子との仲が一歩進んだな、と思える瞬間がある。

■例えば、他愛のない相談事をされたときがそうだ。深刻な相談をされたときじゃないのか、と思われる方もいるだろうが、人間、そんなにいつもいつも深刻なわけじゃない。生活の大半は他愛もないことで、だからそこに加われることは、彼らの日常のひとつになったということでもある。深刻な相談をされる関係というのは、医者と患者とか、カウンセラーとクライアントとか、えてして"特別な"関係だったりする。不思議な関係でもいいが特別にはならないように、というのが前からスタッフに言ってることで、重たい話をされたからいいというもんでもないのだ。(もちろん、そういう話が重要でないとか、聞かないとかいうわけではない)

■1年半くらい通ってる訪問先で、今日初めて、ホントウになんてことのない相談をされたのです。

■訪問は他にもう1件。その子が作ったテルテル坊主が味のあるいい顔をしてたので、写真に撮らせてもらった(上写真)。彼は「ソードワールド」というTRPGが好きだそうで、実は俺も山田も、ついでに札幌自由が丘の金澤くんも、既にこのゲームのキャラを作ってある。これはいよいよTRPG部設立か。

■山田部長率いるパソコン部は、本日、無事パソコンの修理を終えたとのこと。起動した時の喜びはいかばかりであったか。その場にいなかったのが悔やまれる。