漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

霜月

笑点座布団

■朝、ゴミを出そうと外に出たら、昨日とはうって変わって、冷たい空気が頬を打った。そういや今日から11月だ。もう晩秋より初冬の方が相応しいか。山の木々も葉を落とし、尖った枝が目立つようになってきた。

■昼になっても気温上がらず、昨日より10℃近く低い。この季節に、「漂着教室」の藺草の座布団はいかにも寒そうと、訪問先の親御さんがふかふかの「笑点」座布団をくれた。ミーティングに来たスタッフが、さっそく胸に抱えていた。あんまり膨らんでるので、座るより抱えたくなるらしい。

■ミーティングは久し振りに大勢集まる。来週から訪問の始まるスタッフがいて、子供と何を話そうと緊張してるから、他のスタッフの体験談を聞いてもらった。口頭でこそ伝わる、こういうことが財産だ。緊張は決して悪いことではない。迎える子供だって緊張してるのだ。その中で、ほんの少しだけ余裕を持って会ってもらえればそれでいい。来週からよろしく。