■どーもどーも。誕生日なのです。めぐさんくれたビール、きたろうさんくれた日本酒、あやさんくれたコメント、メール多数(当社比)、みなさんありがとうございます。
■俺にとっては誕生日だが、他の人にはただの土曜日ということで普通に仕事。「ぼく高校生に見えないんでしょうか」と訪問先の子に訊かれる。見えるも見えないも高校生に服を着せたような子だ。わけを聞くに、とある自助グループで「高校生とは思えない」と言われたという。さらに聞いて、どうやら「高校生とは思えないくらい落ち着いてる」ということだったんだろうと判明した。
■言った側は褒めたつもりだったのだろうが、実はその子は高校一年を二度やっている。「高校生とは思えない」と言われて動揺したのは、それが見た目でわかるのかと思ったからだ。わかったら何だというのは乱暴で、そもそも「〜とは思えないくらい」という褒め方がガサツなのだ。言った本人に悪気はないんだろうが、悪気もないが配慮もない(隠れた偏見ならあるかもしれない)。いい大人がそういうことを言ったりすると、トホホという気になる。まったく、大人とは思えないよ。
■帰り道、ふと思い立ってクワガタ拾いに出かける。峠沿いの白銀灯の下をウロウロしたのだが、蛾にたかられただけで成果はなかった。ワラジムシの類もどっさりいて、俺がクワガタなら御免被りたいが、クワガタは俺じゃないから多分気にしないんだろう。