■昨日の話。終バスが行ってしまって、地下鉄駅から家まで歩いて帰った。およそ1時間の道のり。
■25年前、同じ道を泣きながら歩いたことがある。駅の近くで親とはぐれた。なぜか親は死んだのだと思い込み、これからどうやって一人で生きていこうと、橋の上から豊平川を見下ろして泣いた。もう誰もいないけど、とにかく家に帰らなくちゃと、とぼとぼ歩いてる途中をパトカーに保護された。今は同じ道を、翌週の工程を考えながら歩く。25年の歳月にはそういう"つまらなさ"もある。
■25年前も今も、すぐはぐれるところは変わらない。みんな、平気で人を置いていなくなるので困る。集団行動というのは、そういう勝手なところがある。もっと人の迷惑も考えろ。
■トポスの講演会に出るつもりだったが、なんだかんだと家の用事を足すうち行きそびれた。明日からまた一週間が始まる。夕方、外をブラブラしてたら、リンゴの花が満開だった。桜より桃より梅より、春咲く花はリンゴの花が一番好きだな。