漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

変化の兆し

破けた

■知らないうちに、シャツの右肘が破けていた。三沢エルボーの打ちすぎか。写真を撮ったら、あれあれ、後ろに人相の悪い男が写ってるよ。

■訪問は3件。来週から高校が始まる、という子に質問攻めにされる。勉強時間はこれくらいで充分か。どうしても眠い時は、一旦寝て、また起きて勉強しようと思うがどうか。一週間の計画立てたんだけど、これでいいかな。ヒゲは毎日剃った方がいいんだろうか。通学のバスの中で、昔のクラスメートに会ったら何て言おう。声かけられたらどうすればいい。なるほどね。どうすればいいだろうね。何とかなるんじゃない。俺だったらこうするかな。ひとつひとつ答える。そうか。じゃあ大丈夫かな。大丈夫。うん、大丈夫だ。訊いて埒ない問いだとは、言った本人が一番わかっている。だからこそ、大丈夫大丈夫と繰り返す。

■この「大丈夫」が去年はなかった。でも、でも、でも、といつまでも質問が続いた。大丈夫と自分に言い聞かす様子に、変わったな、と思う。

■別の訪問先。子供から初めて名前を呼ばれた。3年以上通ったが、覚えている限り、名前を呼ばれたことがない。それが、ふいに「相馬さん」と口にした。あえて反応しなかったが、ちょっと嬉しかったな。

■帰り道は雪。ひょっとして南区だけかな。昨日の山田の日誌、メンタルフレンドは分業できないぞ。

■「札幌遠友塾」のサイトが出来てた(→http://enyujuku.com/)。アンテナにも追加。