漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

教育も無責任で

■ケータイはダメ元で中を開けていじったら直った。なんでもやってみるもんだ。山田くんもタイヤ交換くらい自分でやりたまえ。1時間並ぶより早いぜ。

■葉っぱがすっかり散って、峠を走っても見晴らしが良い。山路を登りながら、こう考えた。教育は責任、福祉は無責任。いや、この言い方は角が立つ。とかく言葉は難しい。えー、教育はひとりの担当者が全責任を負いがちだが、支える人数を増やし、ひとりの負う分を薄めていくのが福祉ではないか、とこう考えたのだ。教育機関だと頼んでも載せてくれないのに、福祉機関が出す冊子だと、いわゆる民間の「社会資源」(この呼び方は嫌いだが)があっさり載るのは、この違いが影響してるんじゃなかろうか。だから、学校などもたまには、「ぼくたちもうお手上げです。誰か助けて」なんて言ってみると、案外楽に解決することがあるんじゃないかと、合同教研の様子などを思い起こして考えた。

■いやー今朝は雪たっぷり降ったね、と山田代表は言うのだが、うちの周りではまるで降らなかった。地面乾いてたよ、と告げると心なしかさみしそうであった。それが夜、訪問先の玄関を出ると、しんしんと雪が降っている。帰路は一転、雪道運転を強いられ……あー、思い出した。今日の夜は氏家先生の研究会だったんだ。まっすぐ帰ってきちゃったよ。運転に集中してすっかり忘れてた。なんてこった。もう焼酎飲んじゃった。つまみはカレイの煮付とニンニクの醤油漬です。

■今月の「漂流しない教室」会議は、日曜に空きがないので中止とします。次回は来月18日の13時からを予定しています。この日は「漂流教室」の忘年会の予定。俺は今回は幹事しないけど、人数把握したり会場押さえたり、大丈夫だよね山田くん。