漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

闇に走れば

夏至

■車に轢かれて死んでいるカラスの雛を今日だけで2羽見た。そろそろ巣立ちの季節だし、まだ上手く飛べなくて道路に落ちたところを、轢かれたのだろう。カラスの害ばかり話題になりがちだが、人間だけが被害に遭ってるわけじゃないよね。

■訪問4件のところ2件が休み。おーい、元気かぁ。訪問したうちの1件では、俺のミスで兄弟ゲンカをひき起こしてしまった。ちょっと落ち込む。他人のものを勝手に触ってはいけないということは、重々承知していたはずなのに。

■今日は夏至。上の写真は19時半の空。まだこんなに明るい。キャンドルナイトのイベントに誘われていたので、訪問終了後に顔を出す。昼夜逆転の子供も、今日くらいロウソクを灯して夜を過ごしてみたらいいのに。昨年度までボランティアスタッフだった亀畑さんが、こんなメールを送ってきてくれた。

キャンドルナイトは電気を消すだけで日本中の人とつながれるから、漂流のちびっこ達にも楽しんで欲しいです〜

キャンドルナイトの夜に限らず、煌々と点いた電灯の下テレビを観てる方がひとりぼっちの思いが募る、ということはありそうだ。帰り道、照明を消したテレビ塔が黒くそびえていた。