漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

我も請う

■残念な報せがひとつ。新事務所への移転が延期になった。もともと今年4月の入居予定だったのを7月に延期したのが、さらに半年以上遅れるという。内装工事の遅れによるもので、市の担当課がいい加減な図面で発注したのが原因だそうだ。力の抜ける話だが仕方がない。とりあえず、近々に他団体と会合を持つ。

■上のような自体事態を受けて、さて「漂流しない教室」会議をどうしよう。いっそ何かの学習会にしてしまおうか、それとも懇親会にしようか、とにかく継続したいという気持ちだけはある。22日にこの話もしよう。

■晴れて一気に気温が上がった。温度計を見たら20度もある。この間までは寒い寒いと文句を言っていたが、こう急じゃ暑すぎる。勝手は承知だが、もう少し緩やかにいってくれ。しかし、そもそも2ヶ月前は気温0度で暖かいと喜んでいたので、いくら寒いといったって、いま時分なら10度はある。身勝手をいうなら寒いと不平を鳴らす時点から身勝手な話なのだが、人の願いなんてそんなもんだ。

「虫がいいのね」
「ああ虫がいいよ。それが人間らしい考えさ」
阿佐田哲也麻雀放浪記〜青春編』)

■午前中に白石区で塾を開いている北山さんという人と会う。教育について議論活発。午後からは、石狩かめの会例会へ参加しさらに訪問2件。急に強い陽射しを受けやや疲れた。

■訪問の途中、札幌芸術の森の前を通りかかると、たくさんの警官が詰めている。何事にかあらんとあやしむに、夜のニュースにて、中国の副主席来札し、芸術の森見学さるとのこと。さこそとぞ思う。