漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

剪定ミス

■昨日の事故が示すこと。当たり前だが、つまり列車は脱線する。船は沈むし飛行機は落ちる。どれも元々そういう乗り物である。というのは「事故を起こすのは避けられないから対策は無駄」という意味では決してない。事故を起こさないよう細心の注意を払って、やっと六分四分くらいまで持ち込める。その二分の有利でどうにか無事に済んでいる。そういう気がする。

■そして車はぶつかる、または人をはねる乗り物だ。訪問4件の火曜日。安全運転でほぼ札幌一周のコースを走る。昨日の事故はそういう形で俺の生活に跳ね返ってくる。

■訪問先の高校生が言うに、教科分けは無意味なのではないか、とのこと。例えば社会に数学の必要なこともあれば、理科に美術が関係することもある。国語なんてどの教科にも絡む。せめて小学校だけでも一緒にやれないかな、と考えているから、いっそのこと教科書つくってみろとハッパをかけておいた。「生活科」なんてそういう発想から出たんだろうし、案外面白いものができるかもしれない。

■気温が15度以上になる暖かい日。突然の陽気に、クロッカスの花も開き過ぎてとっ散らかったようになっていた。車の窓を開けて走りたかったが、道端の埃モウモウで断念。友人の話では、花粉が霞のように飛んでいたとのこと。さっき洟をかんだらものすごい勢いで鼻毛が飛び出したので、ハサミで全部切ってやったが、よく考えたらそれじゃフィルター機能が低下するじゃないか。埃に花粉舞う季節に、防波堤決壊でピンチの俺である。

■暖かいので薄着にしたら、今まで服で気づかなかったけど、やっぱりちょっと太った気がする。まずい。減量せねば。そんなことを言いながら、今週の土曜日は保護者参加の漂流飲み会ですから。訪問支援ゆえ、普段なかなか知り合う機会のない親御さん同士、交流を深めてください。参加希望者は連絡を。