漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

白いワニとメメクラゲ

■日中は暖かかったのが夜になって急に冷え込んだ。俺の車はドアの立て付けが悪いので、こういう天気はちと困る。隙間に入った水分が凍って、ドアを閉めたら開かない。開けたら閉まらない。いっそずっと寒い方がありがたい。

■今日は節分。コンビニに入ったら太巻が山と積まれていて驚いた。また、それを買っていく人の多さにも驚いた。恵方巻はすっかり定着したらしい。訪問先でも太巻が出た。こんなことでもなきゃ絶対にやらないから、いい機会だと思って西南西らしき方を向いて食べる。本当は、どこか1件くらいは豆をぶつけられるのじゃないかとちょっと期待してたのだが、残念、そんなことはなかった。来年は鬼の面を用意しよう。

■訪問4件。合間に自由が丘学園に寄って、明日の不登校児童生徒支援協議会(道教委主催)及び上田札幌市長への要望書について話し合い。結局のところどちらも、民間の社会資源の活用を、という話でまとまった。かけ声だけは勇ましく「民間施設との積極的な連携、協力」などと言ってはいるが、実体は年に1、2回の会合に呼ぶだけ。それで連携協力でござい、と見栄をきる自治体も少なくない。そんな形式上のことではなく、もっと実際的な連携を。スクールカウンセラーの数が足りない。何校も掛け持ちしているカウンセラーもいる。別室登校したくとも、カウンセラーがいなかったり、いても時間が短かったりで二の足を踏む子供も多い。だったら、フリースクールスタッフを登用してはどうか。例えばそういう話である。

■移動途中に「占い喫茶」なる店を見つける。しかもトンカツが専門らしい。どんな店だ。占いといえば、訪問先で「漫画家占い」をやってみたら、俺が江口寿史で山田がつげ義春だった。なんて仕事をしなそうなコンビなんだ。〆切破り常習&無能の人タッグだよ。明日の講演会が急に心配になってきた。頑張ってくれ、つげ先生。あー、でもこれで俺が鈴木翁ニだったらちょっとかっこよかったなあ。


本日の脳内BGM:あいにきてI・NEED・YOU!(GO-BANG'S)