漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

与える

■旧札幌第一ホテル横の空き地を掘り返してるなと思って見ていたら、いつの間にか石碑が建っていた。「會津藩白虎隊士 飯沼貞吉ゆかりの地」。ホテルの入口近くにあったのをこっちに移したらしい。しばらく空き屋だったのが買い手が決まったと前に見た。解体するのに石碑をどけたんだろう。もとはNTT会館だったここの建物、けっこう好きだったんだけどな。なくなっちゃうのか。

■飯沼定吉は年齢を偽り15歳で白虎隊へ入隊。飯盛山で自刃するも死にきれず、その後は電信技師となって日本各地を転々とした。札幌には1905年から1910年までいて、当時、このあたりに住んでいたらしい。石碑が山の形をしているのは飯盛山を象ったのかな。

■最近、微妙に調子が悪い。余計な一言が口をついて出る。妙に皮肉っぽい言い回しになる。これ即ち余裕がない。原因はわかっているので、まわりに嫌われないうちに直そうと心がけているのだが、意識するとかえってうまくいかないのよね。困ったもんだ。


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穏やかになりたいときに聴く歌。RCサクセション甲州街道はもう秋なのさ」。

NHKの「時論公論」で不登校を特集していた。途中で寝てしまって、大阪の校長先生がつくったパンフレットに「はらいふ」の名前があったのしか覚えていなかったが、ここ(↓)に放送内容が載っていた。

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教育機会確保法の趣旨は「学校に行けない子どもに休養を与え、その間は学校以外の場所で学びを推奨していく」だったのか。休めてないけどな、それ。それ以前に休養は「与えられる」ものじゃないしな。「社会全体で不登校支援を考えよう」もいいんだけど、学校というか教育が就職とくっついている現在だと、医療、福祉だけじゃなく企業を巻き込まないと難しいよね。仕事に必要な教育は企業でやってくれってことになんないと、学校にお任せで楽してんじゃないですよ。