■いい天気だけど明日から雨だとか。函館に行くんだけどなあ。
■古本屋で尾崎南の『絶愛-1989-』を見つけた。このマンガが好きな知人がいて、勧められたんだか、単におもしろいと感想を述べたんだったか、それを「なにをバカな」と一蹴した記憶がある。そのころは自分の好きなマンガがなにより素晴らしいと思っていた。
■「そのころ」と書いたが、いまもそういうところはある。数々の失敗をして、表に出さなくなっただけだ。他人からのオススメが案外よくて、間口を広げてくれたおかげもある。
■自分が偏見を持ちがちな人間であること。好き嫌いの話を優劣に変換しがちであること。このあたりの感覚は歳を経るごとに厳しく自覚しないと、なにかやらかすと思っている。そう言いつつ、つい見知ったものへ手を伸ばしてしまうんだよな。よろしくない。