漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

どたばたな一週間

■日曜の夜、子供の通う保育園からメールが入る。保育園関係者にコロナの陽性者が出たという。とりあえず月曜は休園とのことで、仕事は全部キャンセルした。

■月曜夜に再度連絡があり、子供のいるクラスは検査対象となると知らされた。濃厚接触者かそうじゃないかでその後が変わる。濃厚接触者だった場合、検査結果が陰性でも二週間自宅待機となる。対象は子供本人で家族は外出自由だが、一歳児を残しては出かけられない。一月いっぱいは家にいなきゃいけなくなるかもしれない。とりあえず火曜、水曜の予定を全部キャンセルする。

■明けて火曜日。朝にメールが来る。子供は低リスクとのこと。保育園でPCR検査。結果が出るのは翌日。陰性なら晴れて日常復帰だが、問題は陽性だった場合だ。一歳児だけ隔離するわけにもいかない。すこしでも軽症なことを祈って感染覚悟で一緒に暮らすしかない。ホテル療養は子連れには向かない。ベッドしかない部屋で行き詰まるのが目に見える。自宅待機か。食べ物を誰に持ってきてもらおう。山田ひとりで漂着教室を回すのは無理なので、いったん閉めるか。いろいろなことをグルグル考える。

■そのうちだんだんイヤになってきた。いくら頭を悩ませたって、実際は保健所からの連絡を待つ以外することはないのだ。考えようによっちゃ、平日にゆっくり家にいられる得がたい機会だ。子供と遊び、酒を飲んで過ごす。

■水曜日。午前中に子供は陰性だったと連絡が来る。ひとまず胸をなでおろすも、陽性だった子が何人かいたそうで、そのことを思うと単純に喜ぶ気持ちにもなれない。どれだけ心配だろうか。そして、開園のめどは立っていない。陽性者が増えた分、検査範囲が広がり、先の読めない状況だ。

■ということで、木曜から仕事復帰。今日は事務所に子連れで来ました。しかし、オミクロンさんは攻めの速度が速いですよ。あっちでもこっちでも火の手が上がって、気づくと包囲されている。こんな感じでちょくちょく予定中止や変更をお願いすることになるかもしれません。ご協力お願いいたします。