漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

内からその後

■息子が夜中に咳をしていたのが二週間前。眠い目をこすりながら背中をさすっていたときは、まさかこんなに影響が広がるとは思ってもいませんでした。

■数日後、子供の咳は落ち着いたものの、今度は自分の喉に違和感が。もしかして伝染されたのだろうかと思っていた矢先、パートナーがこう言いました。「なんか微熱がある」

■そのままふたりとも大事をとって仕事を休み、保育園に子供を迎えに行きました。靴下をはかせながら、「息子の様子はどうですか」と聞くと、「目やにがちょっと出ていて、もしかして結膜炎かも」との答え。病気の追加オーダーは頼んでいない。家では三人でおとなしくテレビを見ていました。

■翌朝、パートナーの体調はさらに悪化。この日は子供を皮膚科へ連れていく予定でしたが、急遽、祖父母に代わってもらいました。夕方からの仕事を休みにしてもらって帰宅。さらに自分まで咳がぶり返し、そのまま茂木さんと山田に報告。

■その数日後には子供もふたたび咳をし出して保育園はお休みすることに。発熱のあったパートナーは発熱外来に連絡し、PCR検査を受けました。もし陽性でも「ほとんど自宅待機期間は終わっていますけどね」と言われたそうですが、おなじ症状の自分もそうなるのか。とりあえず自分の体温や状態をLINEで漂流教室に連絡。離乳食を始めた子供と、三人でおかゆを食べる日々が始まりました。

■そうこうしているうちに息子の体にさらに異変が。体に発疹が出始めました。皮膚科でもらった薬を塗ったところだけ出ていたので、病院に伝え、いったん塗布を中止しました。

■今はその後の経過待ちですが、発疹は少し薄くなったようです。咳はまだ出ていますが、幸い熱もなく食欲もあって元気そうなので一安心。睡眠中にこっそりおしゃぶりを抜き取るのが目下の課題。おしゃぶりのせいで唾液がたまって咳き込むように見えるので。でも、いつも気づかれて泣かれます。

■外から囲まれていたコロナに加え、内からいろんな症状が同時多発的に。しかもコロナの疑いがあると病院に連れて行けないんですよね。PCR検査の結果が陰性でホッとしました。子供には咳止めと目やにの薬をもらってきて、いまは三人とも快方に向かっております。終わり。