漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

それはそれで

■訪問先の子と公園のゴミ拾いをした。雪がとけて、埋もれていたゴミがあらわれ、気になったらしい。たばこの吸い殻が多くてびっくりする。おなじ銘柄だったので、きっとひとりの人が何本も吸ったんだろう。もしかして公園に子供を連れてきて、遊ぶ様子を見ながら煙をくゆらせていたのかな。それはそれで平和な光景だけど、ポイ捨てはいかん。

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■別の訪問先の子はここ数か月いろいろ悩んでいたのだけど、なんだか吹っ切れたらしい。たくさんの課題があるような気がしていたけど、つきつめるとふたつに収斂された。たったふたつのことで生活全体が振り回されるのはバカらしいと思った、と。そういう境地に達しましたか。悩みの大元を見つけると案外たいしたことなかったりするんだよね。幽霊の正体見たり枯れ尾花。いや、それはちょいと違うか。

■それはそれでひとつの知恵なんだけど、なんでも自分のなかでケリをつけてしまう弊害というのもあって、怒ったり文句を言ったりしていい状況もあるんだけどね。ひとつひとつ確認だ。(4/5夕)