■こんにちは、ボラスタ高橋です。
■うちの街では最近子どもの支援の場所「発達支援事業所」が増えています。需要があり、お子さんのことが心配で、発達支援事業所の利用者も増えています。しかし、こんな話も聞きます。事業所の方が自分のところにどうにか通わせようとして、曜日時間の要望に関わらずどんどん利用者を入れ、利用定数をオーバーしてもまだ役所に受給者証申請をし、役所に申請を断られると「断られたら子どもとその親はどうするんだ!」とトラブルになったそうです。
■うーん、まあ自分は当事者じゃないのでなんとも言えないのですが、一つ思うところがあって、困っている人を支えることが自分の役割だったとしても、困っている人を支えられるのは自分だけではないと思っておきたいなとは思います。
「自分」が妙に意識されているときには、よい治療を行っていない。治療が円滑に流れているときは、「自分」があるのかないのかわからなくて、緑の木々を通ってきた5月の風が、開け放った座敷を吹き抜けてゆくような感じである
とかかれています。医学の専門書なのになんて抽象的なんでしょうか。でも分野は違えど自分自身はこの感覚に賛同していて、ふと本を読み返します。
■来週から少し仕事が忙しくなりそうです。でもゆったり構えていきます。