漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

わからないので記録

■札幌市内の小中学校と高校、さらに札幌近隣の道立高校が4月14日から5月6日まで休校となることが決まった。札幌市長と道知事が会談、共同で宣言した。
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■札幌市教育委員会は4月10日(金)の午前中に市内の学校の一斉休校の検討に入っていた。週明け、月曜から休校になると各学校にも通知を出し、学校から家庭への案内も始まっていた。

■だが、午後になると一転、月曜からの一斉休校は取りやめになる。北海道から待ったがかかり、協議の末見送りが決まったのだそうだ。そしてあらためて市長と知事の会談がもたれ、火曜からの休校が発表された。

■こうして経緯を書いても意味がわからない。札幌市は単独で休校を決められるはずで、一度、学校に連絡までしたものを撤回したのはなぜなのか。2月には教育委員会を飛び越え「政治判断」で突然の全道一斉の休校を指示した鈴木道知事がなぜ今回は動きが鈍いのか(横紙破りしろということではない)。日ごとの陽性患者数を見れば2月26日よりいまの方が悪い。

新型コロナウイルス感染者情報のグラフ | 総合政策部情報統計局情報政策課

■なにかよんどころない事情があったのかもしれないが、こちらからは見えない。なので、こういうことがあったと記録しておく。いずれにせよ末端が振り回されるのは変わらない。(4/13夕)