漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

あすのば合宿

■お盆休みは群馬県は赤城青少年の家にて子どもの貧困対策センターあすのば主催の夏合宿に引率兼スーパーバイザーとして参加してまいりました。三泊四日で途中に台風のおまけ付き。

■この合宿に限らないのだが、こういう公的な研修施設に行くと学校的な仕草を施設が求め利用者がそれに応えるように行動するという有様が鼻に着く。挨拶しよう、五分前行動しよう、班ごとに並ぼうなどなど。こういうことが「善き事」として身に沁みついていく。今年の合宿では内面化した善き事に参加者が忖度するように、以前よりもずっと厳しいルールが決められた。運営で何を問題視してルールを設定したのかはわからないが、三泊四日の中で参加者はかなりのストレスを抱えて過ごすことになっていた。学校的な生活ルールが如何に人間にとって不自然なものであるかがよくわかる合宿だった。

■まあ、自分自身は学校生活の中でこうした施設で過ごすのが結構好きな変わり者だったからきつくは無く、逆にルールが鼻についている自分に対する違和感というのもあったのだけどね。

■土曜日は北海道から来た参加者を見送って帰宅。その後、いつもの夜回り打ち上げに参加して久しぶりのお酒を飲んで寝た。(火曜日)