漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

気になることつらつらと

明石市の市長が部下へのパワハラ暴言で告発されている。この市長になってから子供の貧困や一人親政策で先進的な取り組みがなされたことを知っているので、残念に思う。選挙戦に絡んでいるという憶測もあり、もしかしたら次の選挙に響くのかもしれない。でも、政策はこの市長がいなくても仕組みとして残っているのだから安心して、パワハラ問題はまた別口で考えなきゃならないと思う。

不登校をしていると学校以外に行ける場所が欲しいことも多い。特に、何らかの障害がある時には、放課後デイサービスやまなびの教室を使えるようにも思えるが、どちらも学校に通っていることが利用の前提になっている。そもそも通常の学校に通うことの難易度が高い故にこうした仕組みがあるはずなのに、その仕組みを使うには学校に通えなければならないというのは矛盾のはず。交渉してもルールを盾に取られると、どうしても「学校には通うべき」という倫理観を大事にしたいとしか思えない。こういう状況に代表されるような、不登校児童生徒に対するみょうちきりんな対応が公的には多いので漂流教室を始めたんだけどね。

痛風対応のため久しぶりにダイエットに取り組んでいる。白滝がよろしくてよ。(水曜日)