■湿った雪が凍って道がスケートリンクのようになっている。朝だけで二回、交通事故を見た。
■昨日は中学校の卒業式だった。これまでと同じように不登校、別室登校の子たちの個別の卒業証書授与だけ参加する。校長室にずらりと並ぶ大人。対して生徒はひとり。並んでおいてなんだけど、どうにも圧力だよね。そうまでしてやる必要あるのかなと思いつつ、なんだか満足している自分もいる。帰り道、ふと口をついて出たのが来生たかおの「Goodbye day」だった。
■中学では不登校だったのが高校に進学したら皆勤賞、成績も上位なんて話はよくある。中学のときはなんだったんだろうね。どうしてもあわないってことはあるか。そんな会話をしながら「ケリをつけた」からかもなと思う。よかったことも悪かったことも、それまでの自分にケリをつけて新しい生活に入る。きっちり終わらせることで先に行けるということもあるだろう
■中学を卒業した日の妙にさばさばした気持ちを覚えている。30年以上前なのに。セレモニーは面倒だが、エンドマークを打ちやすくなる利点はあるかもしれない。
♪Goodbye day ケリをつけて
One more day また一日新しい日にすればいい
