漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

胃に聞く

■昨日は20歳になったボランティアスタッフのお祝い飲み会。お酒とのつきあい方も覚えねばね。とはいえ、こういう会はけっこうどきどきする。年齢も立場も俺の方が上なわけで、知らず知らずそこに胡坐をかいて、失礼なことを言っていないか。なるべくおとなしくしていようと思うのに、ついしゃべりすぎてしまうんだよな。酒とのつきあい方を学ぶのは自分の方かもしれない。

■昼から買い物へ行き、料理をつくる。メインのおかずをつくれないのが目下の悩み。つい、ちまちまと酒のつまみみたいなものをつくってしまう。しいたけの煮物、イカ燻ときゅうりのキムチ和え、ナスと長いもの南蛮漬け。ニシンのトマト煮はメインといえばいえるか。どうも、食べたい料理というものがないっぽい。食べたい食材ならある。なので、小皿料理がたくさんある方が理にかなっているんだよね。定食屋より居酒屋があっている。

■そういや大学生のとき、コンビニで食べ物を買うのに、「なにが食べたいか胃袋に聞く」と言って腹に手を当てていたら、なんだそれと笑われた。誰でもあたり前にやっていることだと思っていたから、びっくりしたのを覚えている。

■胃に聞くと、けっこう食べなくていいものってあるんですよ。よくカレーが食べたくなるけど、あれも半分はまやかしだと思うな。多分、酒もそうなんだと思う。今度、飲み会の前に胃に聞いてみよう。(1/29夕)