漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

焼き鳥おいしい

■みなさんこんにちは。ボランティアスタッフの高橋です。

■この前一人で焼き鳥屋さんに行きました。鶏肉、ハツ、砂肝、レバー、手羽先、つくねと食べたところで、鶏のから揚げを頼みました。すると店員さんに、「別のお客さんが電話で『から揚げたくさん食べたい』って言われちゃって、仕込みの分がないんだよね」と断られてしまいました。するとカウンターの隣のダンディなおじさんがその様子を見てたようで、僕より前に注文してたから揚げを一切れ「一つあげる」とくれました。

■やったーありがとうございます。と伝えてから揚げをほおばり、うまいうまいと食べたら、お店の方が気を利かせてくれて、メニューに無い「手羽先のから揚げならできますよ」と言ってくれました。手羽先のから揚げもうまそうじゃんと思って、「じゃあお願いします」と頼みました。出来上がった手羽先のから揚げもとってもおいしそうで、がぶっとかじるとジューシーで、手羽の弾力ある食感がこれまたとてもおいしかったのです。

■ここでふと思いました。「あれ、隣のおじさん、俺がから揚げ食べれないと思って一切れくれたのに、メニューは違えど俺から揚げ食べれてるじゃん」と。
え、え、じゃあ俺この手羽先のから揚げを一つおじさんにあげないのいけないのかなって思いました。そっから「えーどうしようあげたらあげたで『気にすんな』とか、『いらねえよ』とかいろいろ怒られるのかな」とか思って、でもうまいし食べちゃえと手羽先のから揚げを全て食べました。なんか食べ終わった後でちょっとまた気になってきちゃって、冷や汗かいて汗だくだくでつらくなってきてから揚げ食べた後すぐ帰りました。

■これはなんなんでしょう。気にしすぎ?やっぱ隣の人に一切れあげるべき?カウンターで隣に座った人とコミュニケーション取るなんてあんまりなかったことなのでよくわかりませんでした。でもから揚げおいしかったです。

■その次の日にやった同い年くらいで知らない人と飲まなきゃいけない飲み会は面白くありませんでした。おわり。